同時給排というワナ in 神戸市灘区某マンションリフォーム工事

今回は、普段使わない頭を使いました。

同時給排機能付きのレンジフードという商品があります。

どんな商品かというと、超簡単に給気(外から吸う)と排気(中から吸う)機能が付いています。
当たり前ですが…。

普通のレンジフードは、基本排気だけです。キッチンの臭い・煙を吸って外に出す。
今回はさらに給気の機能がついているレンジフードがついていました。

高層マンションでレンジフードを使用し、排気をすると、気密性が高いので空気の量が減り、圧力の差によってドアが開けにくい、エアコンから音が鳴る、さらに最悪空気が少なくなり、大変なトラブルになってしまいます。

そのトラブルを防ぐ為に、排気と同時に給気を行います。つまり、空気の量を一定にする必要があります。もちろん換気扇の取換は可能です。

そのつもりで、同じ機能の付いたレンジフードを取替予定でしたが…。

そこにワナがありました・・・

それは、梁という魔物です。※上記写真の左側の緑のところです。
今まで散々、この梁には痛い目にあわされました。リフォームにはつきものです。

この梁に泣かされていないリフォーム業者はいないのではないでしょうか。
もちろん、その梁にきっちり対応して、さらにはその梁をうまく使うこともできます。

ただし今回は、梁の下にダクトが一本、手前に一本のダクトがあり、梁の下にレンジフードをつけた場合ダクト2本分の高さと出幅を出してこないといけなくなります。

と、言うことは…。

イメージして下さい。

天井まで床から230㎝。そしてレンジフード自体が高さ50㎝、ダクトで下がってくるのが約25~30㎝。
レンジフードの高さが150㎝くらいのところになってしまうのです。

さらに出幅も前に出てくるので、スイッチが女性でも目線より下になり、料理する時、反って料理しないといけなくなります。

弊社ではこのような状態のキッチンを通称「エビ反りキッチン」と呼んでいます。

それではよほど小柄な人でないと料理ができません。
レンジフードというのは、出幅がキッチンより下がっていますので高さ160㎝にあっても料理できるものなのです。

※あくまでもイメージです。

ここからは、某国営放送局番組 プロフェッショナル風に読んでください!

「これでは、ダメだ!!」と中嶋は言った。
中嶋は、昼夜問わず考えた。
そして、友人の電気のプロに聞いた。
すると、プロは答えた。

「給気ダクトを別にして設置し、排気するレンジフードと連動し、レンジフードで排気をする時に給気を行う。」

この一言で救われた・・・

これで、レンジフードを下げずに設置できます。

「エビ反りキッチン」回避!!

今回も勉強になりました。しかし、戦いはこれで終わりではありませんでした。

梁との戦いは続く。。。(続編有)

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